ドコモ5Gオープンパートナープログラム

ドコモの考える5G×ロボティクス活用の世界 ~マーケット展望、技術動向、そして事例~

5Gソリューション オンラインセミナーでは、5Gを活用したソリューションに関する様々な旬のトピックを皆さまにご提供します。今回のテーマは「ドコモの考える5G×ロボティクス活用の世界」です。

docomo 5G DX AWARDS® 2021は、5Gの新たな協創ソリューションの創出を目的として、パートナー企業が保有する特徴的な技術、プロダクト、サービスなど5Gとシナジーの高いアセットを発掘・活用し、新たなビジネスの実現をめざす取り組みです。

今回のセミナーでは、前回docomo 5G DX AWARDS 2020の最終選考会参加企業であるugo株式会社 代表取締役CEOの松井 健氏を講師にお招きしました。 遠隔操作やAIによる自動作業が行える次世代型アバターロボット「ugo®(ユーゴー)」をご紹介いただき、これからの人とロボットの分業モデルのあり方についてお話しいただきます。

また、今回はロボティクス業界に詳しい森山 和道氏をお招きし、マーケット展望や技術動向についてお話しいただきました。

開催概要

日時

2021.7.13(火)15:00~17:00

場所

オンライン開催(MS Teams)

費用

無料

主催

株式会社NTTドコモ、株式会社NTTドコモベンチャーズ

運営協力

日本仮想化技術株式会社

プログラム

時間 内容
15:00-15:10 オープニング
15:10-15:30 ロボティクスの最新情報について
15:30-15:45
次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」について
15:45-16:00 ドコモのロボPJの取り組みについて
16:00-16:20 質疑応答
16:20-16:30
docomo 5G DX AWARDS 2021について
16:30-16:35 クロージング

講演内容

docomo 5G DX AWARDS 2021は、5Gの新たな協創ソリューションの創出を目的として、パートナー企業が保有する特徴的な技術・プロダクト・サービスなど、5Gとシナジーの高いアセットを発掘・活用し、新たなビジネスの実現をめざす取り組みです。

今回のセミナーでは、docomo 5G DX AWARDS 2020の最終選考会参加企業であるugo株式会社 代表取締役CEOの松井 健氏を講師にお招きし、5G×ロボティクスの世界についてお話しいただきました。

■次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」について

講師:松井 健氏(ugo株式会社 代表取締役CEO)

ugo(ユーゴ―)とは、次世代型アバターロボットが人に代わって巡回警備や立哨警備を担うことでコストの削減・業務の効率化・質の向上などを実現する、ロボット警備ソリューションです。
人とロボットが“融合”した分業モデルを提供し、働き方改革などの様々な課題の解決を実現いたします。

家庭用ゲーム機に似たコントローラで誰でも感覚的に操作することが出来、遠隔から搭載カメラの映像の視認確認やマイクを通した声がけなどを実施することも可能です。
また、アバターロボットだけでなく、ロボットを使いこなすための管理システムやプラットフォームも提供しており、ニーズに沿ったご利用方法をご案内できます。

現場に沿ったご利用が可能なugoについて、詳細のご確認・ご相談をされたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

<こんなかたにugoをおすすめします>
・警備人員を減らし、コスト効率化や感染リスクの削減を図りたい
・遠隔から現場の様子の視認や現地にいる人への声がけを行いたい
・警備だけでなく、点検などの様々な業務にも活用できるロボットを導入したい
・ヒト型(人間形状デザイン)ロボットに興味がある

■ドコモのロボPJの取り組みについて

講師:南 昭成(株式会社NTTドコモ)

2020年3月から5Gの商用サービスを開始したNTTドコモは、5Gが持つ「高速・大容量」「低遅延」「多数接続」という特徴を生かした様々なサービス・ソリューションを創出してまいりました。
そんな数あるソリューションの中で、映像伝送、仮想空間(XR)に次いで3番目に多い技術領域がロボティクス分野です。

警備アバターロボット「ugo」のほか、殺菌灯搭載など用途に合わせたカスタマイズが可能な「テレワークロボット」、移動・受付・介護など様々なコミュニケーションを実現する「newme」といった現在商材化されている3種のロボットソリューションは、いずれもパートナー企業との協創で生まれました。

多様化した課題を解決するために、今後も“パートナー企業×ドコモ”の相乗効果によって生まれた新たなサービスを展開したいと考えております。
様々な社会課題を解決できるアセットをお持ちの企業様は、ぜひdocomo 5G DX AWARDS 2021にご応募ください。

また、もちろんロボット導入を検討されている皆様からのお問い合わせも引き続きお待ちしております。

■QAセッション

講師:松井 健氏(ugo株式会社 代表取締役CEO)
南 昭成(株式会社NTTドコモ)

(以下、敬称略)
Q.ロボティクス領域のビジネス的な可能性についてのお考えをお聞かせください。
A.(松井)
ロボットありき、現在の社会構造ありきで考えるのではなく、ロボットを通して如何に働き方を変えられるのか、社会の変革を起こすようなロボットの活用方法を模索しています。
まずは日本が中心となりますが、今後海外への広がりも見据えたいです。

Q.5Gとロボティクスの組み合わせで、これからどのようなことが期待できますか?
A.(松井)
据え置き型ではないモバイルロボットの場合、高信頼性で低遅延であることがロボットの可能性を大きく広げるだろうと考えています。将来、ロボットがセンシングしている様々なデータを操縦者側に高速低遅延で伝送することで、操縦者側の今までよりリアルなフィードバックをもとに直感的にロボットを操縦することができるようになるでしょうし、そのデータをAIに学習・推論させることで高度な自動化も可能になると思っています。
(南)
松井様もおっしゃっていますが、ロボットとAIや画像認識などと掛け合わせることで、据え置き型のロボットから移動型のロボットへとフィールドが広がり、活用場面の多様化が進むと考えています。
5Gにより、例えばビルのエレベーターシステムと連携し、ロボが近づいたらエレベーターが止まったり、街の中を自動運転ロボが走行するといった社会実現していくのではないでしょうか。

Q.docomo 5G DX AWARDS(以下、「アワード」)に応募したことでどのようなメリットがありましたか?
A.(松井)
ファイナリストになったことで、周囲から非常に大きな反響をいただきました。
また、同じくファイナリストであったKudan様とは以前からコンタクトを取っていたのですが、アワードの同期ということをきっかけにより関係性が深くなり、先日パートナーシップ協定を結ぶことになりました。
ドコモと参加企業だけでなく、参加企業同士のつながりを得たのもアワードのメリットの一つだと感じます。

Q.アワードをきっかけとしたドコモとugoの協業について、感想をお聞かせください。
A.(松井)
ドコモ様がもつ様々なソリューションとugoとの連携可能性がいくつも出てきました。
弊社のugoは、汎用的なロボットプラットフォームであるため、5G通信回線以外にも、案内AI、画像認識といったその他のソリューションとも連携でき、ドコモ様の営業ネットワークを通して様々な企業のユースケースに向けた提案が可能になると考えています。
(南)
ugo様は5Gへの理解が非常に深く、「5Gを使って」という共通目的を持ってサービス化を検討することが出来ました。プロダクトアウトではなく、実際に現場で使える完成度が高いソリューションがあったので、スピーディに協創をスタートすることが出来たように感じます。

Q.今後のロボットの低価格化の可能性について教えてください。
A. (松井)
現在世間的にハードウェアの価格が下がっている一方で、人件費が高くなっている状況なので、自ずと人件費よりもロボットのコストの方が低くなる時代になっていくと感じています。そのためにも、我々もロボットのコストが人件費よりも安くなる方法や使い方を検討しております。

Q.ugoのデザインはどうやって決まったんでしょうか?
A.(松井)
私たちの身の回りで“一緒に働く・生活する”をコンセプトに考えました。
もともとugoは顔が無いデザインだったのですが、「怖い」という感想が多く寄せられました。
顔をデザインすることで、親しみのある存在になり、人とロボットが助け合えるような近しい存在になったと思います。

Q.ugoはロボットを欺くような行動をとる侵入者を検知できるのでしょうか?
A.(松井)
実際の警備員でも検知は難しい場面があると思いますが、そのような現場のノウハウを形式知化し、取り入れていきたいと考えています。

Q.ugoの今後の技術的な課題はありますでしょうか。
A.(松井)
ロボットが活動する場所によっては、より複雑なセンサーなどを導入する必要が出てくると思います。環境ごとに適材適所のセンサーを提供できるよう、現在技術を開発しております。

Q.ugoは立哨警備をターゲットに提供されていますが、なぜこの領域を狙うことにされたのでしょうか?
A.(松井)
警備員さんは1日中ビルの中に駐在し、随時見回りなどを実施しているため、ビルの内部に関する様々な情報を収集することが出来ます。その情報を精査し、点検や清掃などに活用したいと考え、エントリーポイントとして警備の領域からスタートしました。

Q.ドコモの立場から、5G×ロボットを通じてどのような課題解決を提供していきたいですか?
A.(南)
人と協働するようなワークロボットが今のところメインのターゲットととらえておりますが、そこに限らず様々なソリューションを模索している段階です。

Q.今後の抱負を教えてください。
A.(松井)
弊社自身もugoオープンイノベーションプログラムという協創プログラムを先日スタートいたしました。このプログラムの中で、ロボットを活用するといった視点から、様々な企業様とコラボレーションしていきたいと考えております。警備以外の領域にも広げていきたいと思っておりますので、興味を持っていただいた企業の皆様はぜひお声がけください。

Q.今年のアワードで応募されたら面白いと思うアセットや、応募者へのアドバイスがあれば教えてください。
A.(南)
個人的には育児を手助けするアバターロボットなどが出てくれると世の中のお父さんお母さんは助かるなと思います。それだけでなく、人のためになるソリューション、アイディアが来たら嬉しいですね。
前述の通り、今後は自社だけで完結せず、パートナー様と組んだ多様なソリューションが求められていくと思うので、そういったことを意識されたアセットをたくさんご応募いただけると、それだけ社会の変革が早くなるように感じます。
(松井)
アワードをきっかけに弊社も可能性が広がっていったので、ぜひこの機会を活かしてご応募された方がいいと思います。
ドコモさんは本質的なところを見て選考をしているように感じたので、このアワードを通してプロダクトの本質を考える機会になるのではないかと感じています。

また、今回はロボティクス業界に詳しい森山 和道氏をお招きし、マーケット展望や技術動向についてお話しいただきました。
セミナーの様子は以下のYouTubeよりご覧いただけます。

ugo警備ソリューション:導入モデルケース 人の配置50%減、警備員の負担減、感染リスク減

以下より講演内容を視聴できます。(youtubeが開きます

docomo 5G DX AWARDS 第3回:オンラインセミナー ドコモの考える5G×ロボティクス活用の世界~マーケット展望、技術動向、そして事例~

登壇者紹介

●森山 和道様:
サイエンスライター
●松井 健様:
ugo株式会社 代表取締役CEO
●南 昭成:
株式会社NTTドコモ

※「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」「docomo 5G DX AWARDS」「ドコモ5Gオープンラボ」「ドコモオープンイノベーションクラウド」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※「ネットワークカスタマイゼーション」「キャリー5G」「クラウドダイレクト」は、株式会社NTTドコモの商標です。