発表と同日にドコモは、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューにて「第二回ICTセミナーin沖縄 2018」を開催。地域創生や産業創出をはじめとする社会的課題の解決に向けた最新の取り組みをご紹介し、台風が接近する中にもかかわらず、昨年度の同イベントを大きく上回る284名の自治体関係者、企業関係者の方々にご来場をいただきました。
なお、5G関連では次のようなソリューションを展示しました。
New Concept Cart
ソニー株式会社様と共同開発したもので、4Kカメラや4Kディスプレイ、センサーなどを搭載した電動車両。5Gならではの高速大容量の特性を活かし、未来の交通スタイルやエンターテイメント、モビリティを提案します。
Diorama Stadium 2018(略称、ジオスタ)
株式会社フジテレビジョン様と共同開発したもので、5Gを活用したリアルタイムAR(拡張現実)による新しいスポーツ観戦体験をはじめとする多角視聴スタイルを提案します。
5Gロボット
新日鉄住金ソリューションズ株式会社様と共同開発したもので、5Gによる高精細映像+低遅延を活かし、操作者が遠隔地にいる人型ロボットを低遅延で遠隔操作することができます。
建設機械の遠隔制御
株式会社小松製作所様と共同で実証実験を進めているもので、高速・低遅延な5Gを活かした建設・鉱山機械の遠隔制御システムの実現を目指しています。
歴史再現教育向けAR・VRコンテンツ
凸版印刷株式会社様、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー様と連携し、共同で5G実証実験の検討を進めているもので、沖縄県北部にある歴史史跡である今帰仁城をARならびに4Kの高精細なVR映像で再現します。また、遠隔地にいる琉球研究者による解説をリアルタイムに配信することを検討しております。
都市空間セキュリティ
綜合警備保障株式会社様と共同開発を進めている「現代版火の見やぐら」をコンセプトとしたソリューション。5Gを用いたIoTの仕組みで収集した各種高精細なカメラ映像をAIが解析することで、都市空間全体を面的に見守る高度なセキュリティを実現します。