ドコモ5Gオープンパートナープログラム

第4回 ドコモ5Gオープンパートナープログラム® オンラインセミナー ドコモ5Gパートナーと5Gで
拡がるVR/ARソリューションの可能性

5Gソリューション オンラインセミナーでは、5Gを活用したソリューションに関する様々な旬のトピックを皆さまにご提供します。第4回となる今回のテーマは「ドコモ5Gパートナーと5Gで拡がるVR/ARソリューションの可能性」です。

5Gの特長である高速大容量を活かすことで、VR/ARソリューションの可能性は大きく拡がります。従来のホビー用途から、現在では業務に即活用できるソリューションの提供が始まっています。

多階層VR空間「ABAL®システム」は、複数のバーチャル空間の間をエレベーターのような動きで移動することにより、ショールームの中を行き来するようなユーザー体験を提供します。

遠隔作業支援ソリューション「AceReal®」は、高輝度・高精細の両眼シースルー方式スマートグラス「AceReal One」を採用し、フィールドにおける業務のリモート支援を実現します。

本セミナーでは、これらドコモの5G活用サービスを利用して、今すぐ5Gソリューションの提供を開始するためのポイントを解説します。

開催概要

日時

2021.2.25(木)15:00~17:00

場所

オンライン開催(MS Teams)

費用

無料

主催

株式会社NTTドコモ

運営協力

日本仮想化技術株式会社

プログラム

時間 内容
15:00-15:10 オープニングトーク(イベント説明)
@事務局
15:10-15:30
VRで新しい店舗体験を生み出すABALシステムの活用方法
尾小山様@株式会社ABAL
15:30-15:40 質疑応答
尾小山様@株式会社ABAL
15:40-15:45 ソリューションパートナー様のご紹介とサービス開発に向けた取組み
ドコモ@中岡
15:45-16:00
AceRealご紹介
梅田様@サン電子株式会社
16:00-16:15
ドコモとの協創の経緯とそのメリット
茂見様@株式会社トヨコー
16:15-16:25 質疑応答
ドコモ×AceReal
16:25-16:30 クロージング

講演内容

VRで新しい店舗体験を生み出すABALシステムの活用方法
講師:尾小山 良哉(株式会社ABAL)

「ABALシステム」の特徴は、多人数がHMD(Head Mount Display)を装着して同じVR空間に入り、自由に歩き回りながら体験の共有をすることができるという仕組みにあります。
今回のセミナーでは、ABALシステムが提供するVR空間ができる以下の3つのポイントについてご紹介しました。
・3m×3mの大きさにドームサイズのVR空間を構築
・多彩な演出を可能にする表現システム
・ネットワークによって繋がるVR空間と現実空間

■3m×3mの大きさにドームサイズのVR空間を構築
ABALシステムは、3m×3mを1つのユニットとしており、各ユニットをエレベーターの階層のように移動することができます。現実世界では3m×3mの空間でありながら、このようにVR空間を縦に拡張することで、ドームサイズの展示空間を作り出すことが可能です。
VR空間の拡張により、現実世界では置けない巨大なサイズの展示物を置いたり、複数の部屋に分けて別々の演出表現を行うなど、限られたスペースを超えた演出を実現できます。

■多彩な演出を可能にする表現システム
VR空間の中では、現実に行うとコストがかかるプロジェクターを使ったマッピング演出や、プラネタリウムのような360°のドームプロジェクションを簡単に行うことができます。
これらの演出は現実世界でも可能ですが、コストの制限や場所の制限によって実現が難しいケースが多くあります。
ABALシステムを利用すれば、限られたスペースの中で低コストでそれらの演出をすることが出来るほか、様々な演出を掛け合わせてよりリッチな演出にすることも可能です。

■ネットワークによって繋がるVR空間と現実空間
ビデオチャットを利用して遠隔地からVR空間の中に入ったり(キャストシステム)、VR空間内で買い物をするコマースシステムと接続する(コマースシステム)など、VR空間と現実空間を繋ぐことができます。
VR空間と現実空間をつなぐ様々なソリューションをご用意しており、皆様のニーズに沿ったご利用方法を提供することが出来ます。

ABALシステムは、ベースシステム・外部連動システム・表現システムなどからなるABAL Tool Kitをご用意しており、必要な機能を組み合わせて独自のシステムを構築していただけます。

VR空間を最も有効に活用できる事例に「アトラクション」があります。機械式のアトラクションよりも設置のコストが低い、コンテンツの変更が容易などのメリットがあり、ABALDINOSAURなど、実績も多数あります。

また、展示イベントや商業施設の店舗空間の演出も多数の事例がございます。セミナー資料にてご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

AceReal ご紹介
講師:梅田 有生(サン電子株式会社)

AceRealは、2015年から開発検討とマーケティングを開始し、2019年から販売を開始したARスマートグラスです。スマートグラスだけでなく、スマートグラスで動作させるソフトウェア、コンテンツ、クラウドサービスまでをワンストップで提供し、“業務の現場”で使ってもらえるソリューションを実現しています。

一般的にスマートグラスの現場利用は様々な課題が上げられますが、サン電子はAceRealに以下の特徴を盛り込むことで、現場で使いやすいスマートグラスの実用化に成功しました。
・視界が妨げられる ⇒ 視界を妨げないクリアなレンズ
・マニュアルが見切れる ⇒ A4縦マニュアルが表示できる
・充電が持たない ⇒ 長時間バッテリー
・壊れやすい ⇒ 堅牢性、防滴、防塵性能(IP54準拠)
・熱暴走しやすい、フリーズする ⇒ 環境温度40度動作保証
・眼鏡をかけて装着できない ⇒ 眼鏡をかけたままでも装着可能
・ヘルメットをかぶる現場も多い ⇒ ヘルメット着用対応

AceRealは、シースルー・両眼タイプとなっており、現実世界を視認しながら、両目で資料等を確認することが出来、単眼タイプと比較すると目が疲れにくいなどの特徴がございます。
現場向けのスマートグラスは単眼タイプのものが多く、日本で使用できる両眼タイプを採用しているスマートグラスは非常に珍しいデバイスです。

主な機能としては、ビデオ通話で現場の作業者とリモートの支援者を繋ぎ、状況に応じて画像やマニュアルなどを表示して作業をサポートすることができます。
熟練者のサポートをリモートで受けることができるので、検査業務の改善ができるほか、熟練者やメーカーが保守業者とすぐにコミュニケーションを取ることができ、現場の様子もリアルタイムで確認することが出来るので、障害の1次切り分けやユーザー自身でのメンテナンスなど、コスト削減に繋がるメリットがあります。
また、点検・整備の業務改善においては、ハンズフリーで両手が空くのが大きなメリットとなります。

サン電子もドコモの5Gオープンパートナープログラムに参加しており、アイデアの創出から、ラボを使用した5G実証実験を行い、取り組みは多くのメディアなどにも取り上げていただきました。その結果、「AceReal for docomo」を提供できるようになりました。このサービスは閉域接続やキッティングなどをオールインワンでご提供できるようになっているサービスです。
今後、ドコモAIエージェントAPIを活用した音声操作など、新しい機能へも取り組んでいく予定です。

ドコモとの協創の経緯とそのメリット
講師:茂見 憲治郎(株式会社トヨコー)

トヨコーは、老朽化した工場などの屋根を特殊な工法で修繕するSOSEI事業が主な事業で、日本国内だけでなくタイに現地子会社を作り、海外展開を行っています。タイへの事業展開の際はAceReal for docomoを活用いたしました。コロナ禍において、現地に日本人を常駐させる必要が無い点に価値を感じております。
もう1つの事業が、レーザーを使った新しい技術で老朽化したインフラをメンテナンスするCoolLaser事業です。
CoolLaserは、錆びた鉄板に特殊なレーザーを当てて、錆を瞬間的に除去する技術です。この技術が具体的な活用例に橋の錆取りが挙げられます。日本には70万以上の橋がありますが、その半数以上は50年以上前に建てられており、老朽化を放置すると橋が落ちてしまうと恐れがございます。この橋を延命化するために錆の除去が必須となりますが、一般的な技術では粉塵や汚水、劇物の使用などの問題がある、非常に過酷な作業です。その点CoolLaserはレーザーを当ててサビを除去するため、ほとんど粉塵が出ず、クリーンな環境で作業が行えます。この技術は既に既に実用化されており、鉄塔や橋、貨物船などのメンテナンスに活用され始めています。
しかし、通常レーザーを取り扱いは特殊な技術であるため、全国各地にある錆取りが必要な場所において、専門的な技術、知見がなく使用していただける環境に課題を感じていました。
そこの課題を解決するためドコモと開発に着手しているのが、レーザー施工に必要なものをワンストップで提供する「ICSP」(Intelligent CoolLaser System Platform)です。
ICSPは、日本国内では「docomo Open Innovation Cloud」を利用しており、こちらのプラットフォームにつなげば、難しい知識が無くてもレーザー施工を行うことが可能になります。また、世界上で使ってもらうために、ドコモの国際ローミングで接続することが活用できるように開発を進めています

  • POP-UPショップ・店頭ディスプレイ 店舗空間の新しい形POP-UPショップ・店頭ディスプレイ ビルの空きスペースにVRで簡単に出店。また、VR空間内の接客・商品ディスプレイを活用し、地方にいながら東京で出店する。すでにあるお店であれば、その一角にECと連動させた膨大な商品ディスプレイの場所を構築したり、ブランドの世界観を体験する空間を表現するなど様々な使用が考えられる
  • AceReal for docomo AceReal for docomoとは、ARグラスと5Gネットワークを使った遠隔作業支援/遠隔コミュニケーションサービス
  • グローバルソリューションGlobiotTM ICSP Intelligent CoolLaser System Platform

登壇者紹介

●尾小山 良哉様:
株式会社ABAL 代表取締役
●梅田 有生様:
サン電子株式会社 AceReal事業部 第三事業推進課
●茂見 憲治郎様:
株式会社トヨコー 代表取締役 社長 CRC

※「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」「docomo 5G DX AWARDS」「ドコモ5Gオープンラボ」「ドコモオープンイノベーションクラウド」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※「ネットワークカスタマイゼーション」「キャリー5G」「クラウドダイレクト」は、株式会社NTTドコモの商標です。

※「ABAL」は、株式会社ABALの登録商標です。
※「AceReal」は、サン電子株式会社の商標です。