ドコモ5Gオープンパートナープログラム

  • 映像・音声伝送

5G実証実験レポート5G×スポーツ中継 毎日新聞社 毎日放送(MBS)

開催概要

実施日

2018.03.28(木)

実施場所

加須市民運動公園野球場

参加企業・団体

あらゆるスポーツで、高画質のモバイル視聴を可能に

第5世代移動通信方式(5G)の登場で、大きく変わりそうな分野の一つが、スポーツ中継と視聴である。5Gの大容量伝送能力とモバイルの機動性を活かせば、従来の地上波放送やCATVなどではカバーしきれなかったスポーツにも取材を入れられるようになる。また、同じスポーツ会場に、高画質カメラを備えたモバイル機器を複数備えることで、多くの視点からの中継が可能になる。スマートフォンやタブレット端末を手にした視聴者は、場所を選ぶこと無く、好みのスポーツ中継を好きなアングルで、しかも高画質で楽しめるようになる。

その実現を目指し、毎日新聞社、毎日放送(MBS)、NTTドコモの3社が2018年4月3日に実証実験を実施した。中継の対象は、第19回全国高等学校女子硬式野球選抜大会の決勝の神戸弘陵学園と秀明八千代戦。その様子を、会場の加須市民運動公園野球場で4Kカメラを使って撮影し、その映像を5Gの試験ネットワーク経由でインターネットライブストリーミング配信を行い、ドコモショップ浦和店においてパブリックビューイング形式で視聴できるようにした。
実証実験の機器構成は、以下のようになっている。

実証実験の機器構成

エンコーダー(12G-SDI→IP) 富士通製「IP-HE950E」
デコーダー(IP→12G-SDI) 富士通製「IP-HE950D」
ライブエンコーダー Elemental Technologies製「L705AE」
放送装置 ビデオ・テック製「Vatic9901Si」

モバイル環境での4K映像伝送は、現在のLTEネットワークでは伝送容量不足で不可能だった。今回実証された4Kモバイル中継は、5Gならではの用途と言えるだろう。

デジタル時代においては、「テレビ=映像情報」「新聞=文字情報」といったメディアの区分はあいまいになっていく。新聞社も、Webニュースにおいて動画付きのコンテンツを配信するようになっており、今後は映像付きのリッチな情報を入手できることになる。毎日新聞社としては、多くの報道現場への適用を目指しているが、特にスポーツ分野での取り組みを強化しており、既存のストリーミング中継については4K映像で報道素材を提供するための実証実験と位置づけている。同社は、今回の実証実験で中継した画質は満足できるものだったと評価している。

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